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同期(どうき、Synchronization)とは、計算機科学においては複数のエージェントの動作を時系列的に制御することを意味する。ここで、エージェントとは何らかの処理をするものである(コンピュータシステム、プロセス、スレッド、CPUなど)。 カタカナ言葉の平板型(低高高・尻上り化)の傾向に影響され動機や動悸と同じアクセントとする人もいるが、正しくは「ど」にアクセント。 また、複数個所に格納された同一であるべき情報を同一に保つことを同期という。 == 並行計算における同期 == マルチタスクやマルチスレッドにおいて、同時並行して動作するプロセスやスレッドの間で時系列的な制御をすること。主にクリティカルセクションの排他的処理を保証する手段として以下のものがある。 * セマフォ * ミューテックス(ロック) * イベント、モニター * 非ブロック同期(Lock-freeとWait-freeアルゴリズム) 他に、クリティカルセクションとは関係なく処理の進行を待ち合わせることも「同期」と言う。プロセス間通信、RPC、シグナルによる同期などがあげられる。また、スレッド間の待ち合わせとして「バリア」と呼ばれる機構がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同期 (計算機科学)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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